TOEIC対策21・音の練習
TOEICに向けた学習の中で最も難しいのが、
「音の練習」ではないでしょうか?
今回は「ディクテーション・シャドーイングの重要性」
について書きたいと思います。
3e-Tokyoでもディクテーション・シャドーイングには
かなりのウェイトを置いていますが、その理由は単純明快で、
「自分でその音を再現出来るなら、聴き取れないはずがない」
ということです。
もちろん、自分が取り組んだ文章がそのまま出題される
訳ではありませんが、TOEICの出題傾向はほぼ一定ですから、
同じような文章が確実に聴き取れるようになるのです。
TOEICの問題で言うと、Pt.3/4の問題は、この練習を始めるのに
ちょうど良い長さとスピードです。
ただ、ここで注意しなければいけないのがその「取り組み方」。
正しく・効果的なシャドーイングをするためには、
まず「音源を聴きこむこと」が大前提です。
楽器の経験がある方にはおわかり頂けるかもしれませんが、
「上手いプレイヤーは良い聴き手である」ことが多いのです。
つまり、自分でその「楽曲を弾く前にしっかりと聴いている」
からこそ、上手く再現出来て、かつ上達が早いということです。
これは英語でもまさに同じで、逆に言うと
「自分の適当な思い込みで取り組んでいる音読」には、
ほとんど効果はありません。
なぜなら、ネイティブと私達が思う
「自然なリズム・アクセント・区切り」には、
非常に大きな隔たりがあるからです。
これを一致させることこそ、
ディクテーション・シャドーイングに取り組む最大の目的
と言っても過言ではありません。
効果を最大化するためにも、しっかりと音源を聴きこみ、
試行錯誤しながら元の音源に近づけていきましょう。
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