TOEIC対策26・実用性
TOEIC Testを定期的に受験されている皆さんは、こんな疑問を抱いたことはありませんか?
「今のスコアや勉強、本当に役に立っているのかなぁ?」
特に近年、TOEIC Testが「英語学習における最もポピュラーな能力測定ツール」として定着して以降、「英語学習」=TOEICになってしまっている方が非常に多いようです。
その一方で、
「これだけ勉強しているのに、なぜ上手く話せるようにならないんだろう?」
という悩みは、ほとんどの英語学習者が感じているものではないでしょうか?
中には「TOEICの知識は、実際の会話ではまるで役に立たない」という手厳しい意見まで・・・(笑)では、「TOEICの実用性」って、実際のところはどうなのでしょうか?
私の場合、まだあまり話せなかった頃にTOEIC初受験で860点を取ったことで、大きなプレッシャーを感じるようになり、上で挙げたような感情と日々闘い続けました。
「こんな会話力で860点だなんて、人にはとても言えない・・・」と思うことは日常茶飯事。
しかし、ある時気が付いたのです。
「結局、それを生かすも殺すも自分次第。TOEICのスコアが自身の会話力や自信に結び付かないとしたら、それはTOEICが悪いのではなく、自分の責任だろう」と。
そう、TOEICは「実践的な会話能力を測定する試験」ではないですし、そもそもスピーキングテストが無い時点でそう捉えるべきです。(SWは別として)
でも、だからといって「TOEICの知識が会話で役に立たない」ということでは決してありません。
私の場合、そこで得た文法知識・単語はまさに宝物だったと断言できます。
結局、「TOEICで得た知識をスピーキングやリスニングに活かそうと意識する」ことで、初めてそれが実用的になることを、忘れてはいけません。
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