TOEIC / 原因と結果
今回はリスニングパート全般に関してです。皆さんは問題集のリスニングパートで間違えた際、それをどのように捉えていますか?すぐに解答・解説を読んでいませんか?
しっかりと"cause & effect" =「原因と結果」について考える習慣をつけましょう。TOEICのリスニングで起こり得る、主な間違い方には以下のようなものがあります。
①集中力の欠如
まだTOEICの形式に不慣れな方は、これがよく起こりがちです。まずは各パートごとを集中して解き切る練習をし、次にPt.1-2 / Pt.3-4 を連続で、最終的に45分を通して集中できるように練習しましょう。
②長さに慣れていない
特にPt.3-4では、ある程度の長さの会話やアナウンスを聞き続けなければいけません。20秒~40秒程度の英語の話に慣れていなければ、次々に入って来る情報の量に圧倒されてしまいます。慣れていない方は、まず短めのPt.2で<設問文+選択肢>を全て聞き取る練習をしてみましょう。
③苦手なアクセント
中級者になってくると、アメリカ人の発言はある程度聴き取れるのに、オーストラリア人のアクセントに対してはすごく弱い、というような現象も起きてきます。これは根本的なリスニング力が向上してきたからこそ、「わかるもの」と「わからないもの」が識別できるようになるのです。自らを追い込み(笑)、意識的に苦手なアクセントに取り組みましょう。
④根本的なリスニング力不足
これを言ってはおしまいのような気もしますが(笑)、実際ほとんどの方がそうなのです。一概に「リスニング力」といっても、そこには語彙力・文法力・理解力・集中力・発音も含まれます。日頃から地道にボキャブラリーに取り組み、ディクテーション・シャドーイングを行い、文章の構造に意識を向けて行かなければ、そう簡単に「英語が英語のまま入ってくる」ことはありません。
「なぜ聴けないんだ・・・」と落ち込むよりも、聴き取れない・正解できない「原因と結果」を考え、日々地道にボキャブラリーを強化し、少しでも多くシャドーイングをしましょう。
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