TOEIC / シャドーイング
敢えてTOEIC対策としましたが、今回はTOEICに限らず、全般的な英語力向上の鍵となる練習について書きたいと思います。
皆さんはシャドーイングという練習をご存じでしょうか?ネイティブによる音源を再生させながら、それにぴったりとくっついてスクリプトを音読していく練習です。実際に取り組まれている方もいれば、「やり方と効果がよくわからないんだよなぁ」という方も多いかもしれません。
当スクールでは、この練習に大きな重点を置いています。もちろん、それは大きな効果が期待できるからに他なりません。私はこの練習の効果を、楽器の練習やカラオケによく例えています。
私自身下手なりにギターを弾くのですが、やはり上手いギタープレイヤーは、誰かの曲をコピーする前によく聴きこんでいます。カラオケでも同じではないでしょうか?歌が上手い人は、事前の準備がいかに大事かをよく理解しています。
これは英語の勉強でも全く同じことです。自分の母語ではない言語を話すわけですから、まずはその言語の独特のリズム・音の運びに慣れなければ、「聞いた瞬間に意味を理解」というのは非常に難しいのです。これが、闇雲に単語やイディオムを丸暗記しても、全然リスニングで意味が取れない理由の1つです。
今回、私自身のシャドーイング練習の一部を録音してみましたので、よろしければ参考にご覧ください。
最初はTOEICのPt.2・Pt.3 辺りの短めの音源を真似て、音読することから始めてみてください。最初から完璧にしようとはせず、少しずつ似せて行けば良いのです。
「自分の読んでいる音が正しいかどうかわからない」という声もよく耳にしますが、それもやってみなければわからないですし、継続しなければ改善もありません。あれこれ考えず、まずはトライしてみましょう。
ディクテーション・シャドーイングの詳細については、また改めて書きたいと思います。
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