TOEIC / 現実的な単語暗記とは?
TOEICに限らず、ボキャブラリーの構築に関しては、皆さんそれぞれに苦労があるのではないでしょうか?今日はボキャブラリーに関するポイントです。
①範囲を設定する
例えばTOEICテストに向けて勉強中であれば、目標とするスコアがあるはずです。まずはその「目標スコアに対して必要とされる語彙力の獲得」に注力しましょう。
例えば、600点を目指す方と800点を目指す方では、要求される語彙力が異なります。最初から欲張り過ぎず、まずは600点に必要とされる単語やイディオムを確実に覚えましょう。
特にインターネット・SNSの普及後、ボキャブラリーの構築・アップデートという作業は、もはや終わりのない作業になってしまいました。次々に新たな単語や表現が生み出され、一般化してきています。こんな中で、日々目にする知らない単語を片っ端から覚えていくというのは、まさにナンセンスです。
まずは自分で「狭い範囲」を設定し、それをクリアしたら次に行く。長距離走ではなく、短距離走を何度も走るような感覚で覚えるとモチベーションも持続するはずです。
②カタカナ英語をしっかりと定義する
ここでいう「カタカナ英語」というのは和製英語ではなく、「日本語の中に溶け込んでしまっている英単語」のことです。実はこういった単語には、意味がズレて使われていたり、知られていない用法がある場合が多いのです。
また、「本当はよく意味が分かっていないのに、カッコよく聞こえるから何となく使われている」ものも多数ありますよね。カッコつけたがりの上司や同僚の口から聞いた時に「イラッとする」アレです(笑)
例えば、最近よく見かける"sustainability"=「持続可能性」という単語。至る所で目にしますが、本当に理解して使われているのか少し疑問です。そもそも、英語での発音は「サステナビリティ」ではなく、「サステイナビリティ」ですし・・・(笑)
他には・・・
<hand・動詞>
hand X to Y=「XをYに手渡す」
hand out X=「Xを配布する」
<talented ・形容詞>
X is talented at Y=「XはYの才能がある・に優れている」
<commercial・形容詞>
commercial building=「商業ビル・施設」
等のように、日本語では名詞として使わているものが、そのまま・又は少し形を変えて日常的に使われています。英語での使われ方を再度確認し、うまく活用していきましょう。
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