TOEIC / シャドーイング講座③
では、前回の続きから。
上のPt.3の問題を使ってシャドーイングの方法を解説していますが、今回はその後編です。
今回は0:50辺りからの部分です。
①短く区切って何度か聞く
もちろん、本番の試験では区切ることも繰り返し聞くこともできませんが、この音読練習をする時には切り離して考えましょう。正しい音を正しく認識し、正しく発するための練習なので、まずは音を取ることに集中しましょう。
②強く聞こえる音を拾う
まずは前回と同じように、強く聞こえる箇所を拾いましょう。この時はあまり深く考えず、「ここは強いんじゃないかな?」と思うレベルでOKですので、まずは印をつけてみましょう。
③音が連続する箇所を区切る
今回のポイントはここです。実際の会話の中では、ある一定のフレーズや箇所が、まるで1つのブロックかのように続けて話されることが多くあります。
私達がネイティブの英語を上手く聴き取れていない時、知らない単語が出てきたからわからないのではなく、知っている単語や構文が連なって発せられたことで、音の変化・情報処理が追い付いていないことの方が多いのです。
例えば、ここでは・・・
I'll be sure to V=「確実にVする」
in case S V =「sがVする場合に」
のような表現が出ていますが、こういった表現は明らかに「意味的な塊」を形成しますよね?こういう場合に単語同士が連なって音が変化したり、特定のリズムにのせて発せられるのです。
②で印を付けた箇所も含めて、「ここは連続したリズムで読まれているな」と感じた場合、わかりやすいようにカッコで区切ったり、下線を引いてブロックに分けておきましょう。これを意識するだけでも、慣れてくるとリスニング力は相当向上します。
ここでは分かりやすいように、以下のように表記しました。
①赤色・・・・単独で強い音
②青色・・・・下線部の塊の中で強く読まれた音
③下線・・・・連続して読まれている塊。
今回も、スローバージョンを作りましたので、参考にしてみてください。
では、今日はここまで!
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