TOEIC / シャドーイング講座⑥
さて、今回で3題目となるこのシリーズですが、皆さんの実感としてはいかがでしょうか?少しずつでも慣れて頂ければ幸いですが、このシャドーイングの練習で最も重要なことはとにかく「継続」です。
「3題目をやりながら1・2題目の復習も並行して取り組む」、「5題目に入ったら2~4題目も並行する」のように、絶対にやりっぱなしにならないようにしてください。同時に複数の問題に取り組むことで、国籍によるアクセントの違いにも敏感になれますし、絶対的な発話量も持続できます。
では、今日は3:06~ご覧ください。
①一度だけ通して聴く
前回同様、最初に一回だけ通しで聞いてみましょう。ここでどれだけの情報をキャッチし、覚えていられるか試してみましょう。
実際の試験のPt.3/4では<設問先読み>⇒<聞きながら解答>⇒<マーク>という流れが一般的ですが、場合によってはそれが出来ず、情報を覚えておかざるを得ないこともあります。こんな場合、日頃から記憶力をある程度鍛えておかなければ対応できません。
今回のスクリプトはこのような感じです。
②強い音を拾う
いつも通り、「自分の耳に強く聞こえる音」を拾います。今回はまず女性の話者からですが、音の移動レンジが広い、アメリカ人らしい英語に聞こえます。前回取り上げたオーストラリア人男性と比較して頂くと、よくおわかり頂けるのではないでしょうか?
今日のポイントは2文目に登場する⇓の表現。
I was wondering if S (would/could) V=「SがV出来るかと思いまして」
これは丁寧な表現としてご存じの方も多いかと思いますが、今回はそのif 節の中に・・・
Would it be possible to V?=「Vすることは可能でしょうか?」
という疑問文でお馴染みの、こちらも丁寧な表現が入っています。この並びになると、読む際にもコツが必要で、"if it would be" の部分は<イフ・イッ・ウッ・ビッ>と短く切って跳ねる感じで読むようにしましょう。
この段階で、特に特徴的な音の上下は矢印で表記しても構いません。
③特定のリズムで読まれている箇所の特定
分かりやすくするため、今回からリズムに乗って読むべき箇所には影を付けてあります。②で挙げた"if it would be"に加えて、"possible to get a copy of my lease"も非常にわかりやすいリズムに乗って読まれているので要注意です。
最後の男性の一文も、交互に強勢が置かれていることに注目してください。
では、今回もスローバージョンを貼っておきます。頑張って下さい!
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