TOEIC / シャドーイング講座⑦

本日は前回の続き、3:21~ご覧ください。



①一度通しで聞く

いつも通り、まずは最初から最後まで通しで聞いて頂きたいのですが、今回の注目点は、ストーリーの展開です。TOEICはあくまでもテストですので、あまりに単純なストーリーだと問題になりません。従って、日時や金額・数字が出てきた場合、最初に出てきた数字や情報が基になって、変更や追加が述べられたりします



例えば、Fridayが聞き取れたとすると、その金曜日に予定されていた会議が、来週の月曜日まで"put off"=「延期する」になったとか、$12が最初に出てきたのに、"$5 off coupon"=「5ドルの割引券」が使えるので最終的な支払い額は$7になる、といった具合です。


こういった展開が起きるものだと予測して、聴く習慣をつけましょう。以下が今回のスクリプトです。



②強い音・特徴的な音を拾う

今回の話者はアメリカ人とカナダ人ということで、日本人にとっては最も聴きやすいパターンかもしれません。ただ、特徴的な音の結合・変化には要注意です。


come in=カ

but I'm=バラァイム

I'll have a ~=アイルハヴァ


等の音運びは、今回の音源に限らず至る所で耳にするので、必ず身に付けましょう。また、特徴的な音の上下には⤴⤵などのマークを使い、自分がしっかりと意識出来るよう工夫しましょう。


今回私が拾った強勢は⇓のような感じです。



③リズムの把握

一定のリズムで読まれている箇所(影の箇所)が今回は特に多いので、意識しながら取り組むようにしましょう。TOEICのリスニングで取りこぼしのある方の大半は、このリズムに乗って読まれている箇所を上手く聴き取れていません


いつも書いていますが、その最大の理由は「自分の口で言えない」からです。このようなリズムにはパターンがあり、そのリズムをある程度自分の身体・口に馴染ませれば、一気に聴きやすくなります。



この段階で大事なことは、ズバリ「なりきること」です。皆さんは恥ずかしがっている役者や、自信なさげに歌う歌手が大成すると思いますか?自分がネイティブになったつもりで、「自分が考え得る最大限良い音」を口から出して練習しましょう。


その限界値を上げていくことで、少しずつ音は良くなるのですから。


では、今回もスロー音源を貼っておきますので、頑張って練習に励んでください!


3e-Tokyo's vision

使える英語・伝わる英語を。