TOEIC / シャドーイング講座⑪

今回は5:47~の後半部分です。


①通しで聞いてみる

いつも通り、後半部分を通しで聞いてみましょう。前半部分と同様、一人の話者からの情報が多くなってくると、やはり確固たる情報処理能力が必要です。


また、今回のような展開の場合、前半部分で「会社内での受賞式」が出てきた時点で・・・


*venue / location

=会場・場所


*accessibility

=アクセスの良し悪し


*cost

=費用


*capacity

=収容人数


辺りの情報が出て来ることを想定しておかねばいけません。




②特徴的な音・強い音を拾う

今回は男性・女性共に北米(カナダ・アメリカ)ということで、後半部分でもそれほど特徴的な音はありませんが、一部の単語・表現に気を付けてください。


*rate=(ホテルなどの)料金

*corporate event= 企業のイベント

*even if SV=例えSがVしようとも


"even if"に加え、"only if"=「SがVする時に限り」等、ifを使った表現・用法はよく狙われますので、今一度しっかりと確認しておいてください。




③リズムを把握していく

今回の箇所では、特に女性のセリフで規則性のあるリズムが少なくなっています。こういう文こそより実践的な英語のリズムに慣れる良い機会ですから、何度も口に慣らすように音読しましょう。


一方、男性のセリフでは、最後の一文"we should be ~"が少し速く聞こえて、リズムが取りにくいかもしれません。ここは「ほぼ消える音」がポイントになります。


*shouldの"d"

*ableの"le"

*get that discountのそれぞれの最後の"t"


完全に消えている訳ではなく、ほぼ聞こえない音として認識しなければいけません。特に、アメリカ人はイギリス人に比べてこの「音を省略する傾向」が強いので、自分が日頃からそれに慣れておかないと、「全然そんな風に聞こえない!」となりかねません。



では、今回もスローバージョンを載せておきますので、参考にしてみてください。