TOEIC / シャドーイング講座⑫


さて、本日も頑張っていきましょう。今回は8:03~8:18です。


①全体を通しで聞く

シャドーイング・リスニング問題に慣れてきている方は、一題を通して聴くことを習慣にしましょう。まだ慣れていない方は、一題の前半・後半と細かく分けてもOKです。


今回の箇所でまず気になるのは、男性のアクセント。明らかにオージーだな、と思わせる箇所が"here" の発音です。典型的なアメリカ人の発音では、我々がイメージする「ヒァー」という感じの音ですが、ここでは「ヒァ」のように聞こえるのではないでしょうか?



オージーアクセントの例としてよく挙げられるのは"good day"=「グッダァイ」ですが、個人的にはこの"here"の発音も、彼らの特徴のように思います。では、今回のスクリプトはこちらです。




②アクセントを掴む

アクセントが強いと思われる個所を拾っていきましょう。最初から完璧にすることなど不可能ですから、少しずつ「こうじゃないかな?」と試行錯誤を重ねてみてください。


以前にも書きましたが、TOEICで出題されるオーストラリアのアクセントは、他国の話者と比べて音の変化のレンジが狭く、それゆえに速く聞こえがちです。自分の口で彼らの音を真似ることで、その独特のリズムに耳を慣らしていきましょう。



また、Pt.3 / 4ではよく出て来る"one of the+複数名詞"ですが、この音は「ワノブザ」と覚えましょう。




③リズムと音の上下を掴む

上で紹介した"one of the"と同じくらいよく出る音が"but it's ~"=「バディッツ」のパターンです。慣れてくるとなんてことはない音ですが、そもそも強く読まれる音ではないため、最初は聞き取り辛いかと思います。


また、今回も消える音に注目しましょう。以下の単語はいずれも最後の音が消えています。


*restaurant

*and

*that 


音源ではこれらの音が省略されているのに、自分が音読する際に補っていては意味がありません。元の音に出来る限り近づけて再現しましょう。



では、今回もスロー音源を貼っておきます。


3e-Tokyo's vision

使える英語・伝わる英語を。