TOEIC / シャドーイング講座⑬


では前回に引き続き、後半に取り組みましょう。今回は8:17~です。



①ストーリーの展開に注意

今回もまずは該当する箇所を通しで聞いてみましょう。今回、特に注意して頂きたい点が「ストーリーの急展開」です。


「ちょっと強引過ぎないか?」という気もしますが(笑)、最後で急に映画の話になるわけです。こういった問題は、リスニング力に自信のない方だと「え!?なんか急に映画館が出てきたけど・・・なんで!?」となりかねないパターンです。しかし、実際には、まさに受験者にそう思わせるためのトラップだと言わざるを得ません。



このような、ちょっとひねりのある問題でも、しっかりと聴き取れるだけのリスニング力を身に付けましょう。では、今回のスクリプトです。




②アクセントを掴む

今回、まず特徴的なのが最初の And it is" の is の音がやたら強いことです。普段、be動詞に強勢を置くことは少ないのですが、特に文意を強調したい場合には強く読まれることがあります。従って、それを知らずにこのような文を聞いてしまうと、何か別の単語ではないか?と勘ぐってしまいますよね・・・こういった音にも少しずつ慣れていきましょう。



ちなみに、ここで出てきている"Speaking of which"は、「あ、そういえばさ」のように、それまでの話を受けて、展開させていく時に使われる表現です。


訂正:awayのaが赤文字になっていますが 、ここはアクセントが付いていませんので、黒字だとお考え下さい。申し訳ありません




③全体のリズム・音の上下を掴む

最初の壁は、冒頭の「アンイティーズ」と聞こえる箇所だと思います。andのdが消えて直後のitと付いてしまうこと、さらに、慣れないisの強勢とが相まって、余計に真似しにくいかと思います。最初はゆっくり始めて、少しずつスピードを上げていきましょう。


また、最後の箇所でも同じくandのdはほとんど聴き取れないと思いますが、基本的にこの音はハッキリ発音されないと考えましょう。


×・・・・・聞こえない音

下線・・・特に強い音

影・・・・一続きで読む箇所

⤴⤵・・・音の上下



では、今回もスロー音源を載せておきますので、頑張って取り組んでみてください。