TOEIC/シャドーイング講座⑮


さて、前回に引き続き後半戦です。9:28~ご覧ください。


①全体を聴いてみる

今回の問題では、一人の話者が話す情報量が多めになっているので、例え聴き取れていても、情報処理が追い付かないと混乱するはずです。特にTOEIC初~中級の方は、ここのように一人が長く話すタイプの問題でストーリーラインを見失いがちです。



闇雲に聞き漁るのではなく、様々なTOEICの問題文に触れつつも、丁寧にディクテーション・シャドーイングをこなして、「情報の流れ」に慣れていきましょう。




②特徴的な音・強勢を取る

全体的に情報量は多いものの、強勢は比較的取りやすいはずです。これこそが、TOEICのリスニングパートを使ってシャドーイングをする大きなメリットです。



また、下に示したように、後半では+(=特に強い箇所)が多くありますので、そこは意識しましょう。以前にも書きましたが、特定の位置に強勢が置かれるということは、それ以外は弱く読まれているということです。


+・・・特に強い音


③リズムを把握する

この問題における最大のテーマはこれです。長いブロック・塊が多く、その中で強勢が散りばめられているため、個別に音を取ることは出来ていても、全体の流れの中で読んだ時に上手く再現できるかどうかはまた別問題なのです。



今回特に意識的に取り組んで頂きたい箇所は・・・


*一行目・"time~meeting?"の塊

*二行目・"two days after" の等間隔

*三行目・leave~tomorrow" の等間隔


です。自分の口にしっかりと馴染むまで、繰り返し練習してみてください。



では、今回もスロー音源を貼っておきますので、頑張って練習してみてください。