シャドーイング講座/TOEIC Pt.4②


今回もTOEIC Test・Part4 のシャドーイング講座です。前回の続きで今回は後編、0:52~です。


①全体を通しで聞く

基本的には1つの問題を通して聴き、どれだけの情報をキャッチして、どれだけの内容を理解できたかを確認して頂きたいのですが、まだ不慣れな方は前半・後半で区切っても構いません。とにかく、少しずつでも良いですから「区切らずに聴く箇所を長くする」ように心がけましょう。



では、以下が今回のスクリプトです。




②特徴的な音・強勢を掴む

意識的に強く読まれている音・特徴的な音の変化・繋がりをこの段階で記入していきましょう。前回にも書いた通り、話者がイギリス人ということもあって、アメリカ人話者の時のような特徴的な音の変化はそれほど見られません。



ただし、deliver / reschedule / delivery 辺りの音にブリティッシュらしさは出ているので、こういった音にも意識的に慣れるようにしていきましょう。


赤・・・アクセント

+・・・強く読まれている音

⤴・・・音の上昇




③全体のリズムの把握

では最後にスムーズに読めるよう、全体のリズムを見ていきましょう。


今回ここで特徴的なのは、最初の文の長さです。Part.4に慣れていない方であれば、恐らく付いて行くのが大変でしょう。しかもその中で強く読まれている音があると、どうしてもそこに意識が行ってしまうので、それを頼りに変な推測をして間違ってしまいがちです。



また、文章が長くなる最大の原因の1つが関係代名詞です。ここでは"inconvenience this may cause" の箇所が関係代名詞の塊なわけですが、長い文章・ブロックがうまく処理できない方の多くは、これに戸惑ってしまうのです。


これを読んで「あっ!そうか!」と思われた方は、慢心せずにまず関係代名詞の基本を復習してみてください。


リズムに関して言うと・・・


"not be~this time"のほぼ等間隔、

"expect~one"でのoneの強勢、

"please~then"でのほぼ等間隔、


等が特に意識して頂きたいポイントです。



では、今回もスロー音源を貼っておきますので、参考にしてみてください。


では、本日も勉強頑張りましょう!