Interview / Lady Gaga-2


毎回著名人・セレブのインタビューを取り上げているこのシリーズ、前回に引き続きlady Gagaです。


前回の記事でも書いた通り、このトークでは相手もベテラン女優ということで、当たり障りのない質問ではなく、お互い表現者として非常に興味深いトークになっているのですが、今回もその中から抜粋して表現や単語を見ていきたいと思います。


今回は1:33~です。



doting (1:43)

(形)愛におぼれた・溺愛する


ここではエルトン・ジョンの子育てぶりを引き合いに出して、キャラ(作り)について話しているのですが、もうこの単語は現代社会におけるキーワードの1つではないでしょうか?


ここではdoting dad of babies=「赤ちゃんを溺愛するパパ」と使われていますが、覚えるなら、doting parents=「親バカ」の方が良いでしょう。



construction (1:53)

「構造物・創作」


ここでは・・・


Is it a construction for you to be able to perform as that?

「それは、あなたにとってそんな風に演じることを可能にするための構造(創作)なの?」


とガガが聞かれていますが、これは1:34での質問、 "Is Gaga a character?" からの繋がりです。



いわゆる世間一般が抱いている「Lady gagaのイメージ」というのは、「素の自分」なのか、それとも「意図的に作っている偶像」なのか?そして、その「Lady Gagaを演じるために、自分の中にそういうキャラクター(construction) がいるのか?」ということです。


これを「建設」みたいな捉え方をしてしまうと、全く意味が通りません(笑)




What I am (2:22)

「自分が何たるか・自分の存在」


ここではこんな風に語られています。


What I am as Gaga really is, at this moment, what other people think Gaga is.

「ガガとしての自分の立場は、この瞬間、ファンが思い描くガガという存在です」


つまり、本名のステファニーという一人の女性が、「ファンが思い描くガガ」になりきっている、ということです。



この<疑問詞+SV>が苦手な方はかなり多いようです。例えば・・・


This is who I am, I can't change it.

「これが自分の在り方、それを変えるなんて出来ない」


辺りも頻繁に使われる表現なので、瞬間的に口から出せるよう、自分でも英作してみてください。


では、今日はこの辺りで!