英語学習の失敗と成功⑨繰り返し
<間違えるパターン>
皆さんはこんな経験ありませんか?例えばTOEIC Test に向けた勉強で・・・
「この文法問題、いつも間違えるんだよなぁ」
「この音、よく出てくるけどいつも聴き取れないんだよなぁ」
といったような、いわゆる「パターン」です。
上で書いたように、「自覚がある・気が付いている」場合はまだ良いのですが、最悪なのは「そのつまづきの原因・対処法に注意すら向けない」ことです。
<スポーツ・楽器と同じ>
これまでにも、私は英語の勉強をスポーツのトレーニングや楽器の練習に例えてきましたが、これもまさにそうです。
野球やテニス・楽器の演奏でも、一度適切でないフォームが染み付いてしまうと、今度はそれを修正するのに膨大な労力・時間がかかってしまいます。
それを防ぐためには、「日頃から意識を持ち、どうすれば同じ間違いや問題点を克服できるかを考えること」を習慣化しなければいけません。
<質の悪い繰り返し>
その程度に個人差はあるとはいえ、我々は皆「習慣の動物」です。結局、日頃の習慣化された行動が、我々に何らかの良い・悪い結果をもたらします。
・最初は高い意識で取り組んでいたはずのシャドーイングが、「毎日何となく繰り返すだけ」になっていませんか?
・イディオムを覚える際に、主語や目的語にどんな単語が入るのか、考えながら覚えていますか?
<繰り返しの重要性>
逆に、「繰り返し」がもたらす効果を軽視している方も多く見受けられます。単語やイディオム、一度や二度見て発音したぐらいでは、暗記は出来ても運用は出来ません。
実践的なコミュニケーションの場において、特定の単語・表現を上手く使えるようになるためには、やはり場数を踏むしかありません。これもやはり繰り返しなのです。
ということで、「意識的な繰り返し」を習慣化していれば、効果が出ないはずはありません。どうせやるなら、1日1日の勉強の効果を最大限まで引き上げようではありませんか!
では、今日も英語の勉強を楽しみましょう!
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