要訳:干ばつを救う一大キャンペーン

ソース:

Record-breaking hay run welcomed with open arms in western Queensland


要約:

旗が揺れ、クラクションが鳴り響き、ビールも振る舞われたが、何より涙が流れた。

バルンバトック救援干し草輸送隊(Burrumbuttock Hay Runners)が、

クイーンズランド西部で最も干ばつの影響を受けている地域に、

5000俵の干し草を運ぶ偉大な任務を成し遂げたのだから。


125台のトラックの一団は、記録に残るであろう1860キロの旅路

を終えた後、金曜夜の夕暮れ時にイフラクームへとなだれ込んだ。


クイーンズランド(←3年にも及ぶ干ばつと、家畜を生かすために、

多くの人が自らの預金を使い果たすというような苦難に耐えている)

を横断する長旅に対する心からの感謝と共に、彼らは迎えられた。


土曜日の朝4時にトラックが積み荷を降ろし始め、

数百キロ離れた施設から次々にトラックが到着すると、

多くの人々は同じ思いを言葉にした。


「これまで経験した中で最も素晴らしいこの大きな優しさに対して、

我々は一体どのようにこの人達に恩返しができるのだろう?」


干し草以外の贈り物はというと、Drought Angelesからの支援物資や

何か自分達の手助けがしたいと望むエメラルド(←街の名前)

の医者達からの美容ケア用品だ。


非常に心地良く荒らしが吹き荒れ、そして暑い午後に吹き飛んだかのように、

スタッフ達は、冷蔵庫に飲み物を入れ、ジェイン・デナム(カントリー歌手)

のコンサートのためにサウンドチェックをしたり、支援物資を配るなどして、

イフラクーム・レクリエーション・センターでのパーティーに向けて

準備を始めた。


「我々は彼らの家畜に餌を与えに来たが、

同時に魂を満たすためのエンターテイメントも運んで来たんだ」

と、輸送隊企画者のブレンダンさんは語る。


「彼らが干ばつのことを忘れられるよう、3~4時間

農場を離れさせてやるためさ。それは重要なことなんだ、本当に」

彼の意図は、クイーンズランドでの干ばつは未だに続いている

ということを皆に広めるためだった、と言われている。


「それが私の組織であれ他人のものであれ、

今でも気にかけてくれる人々はいるということを、

第三・第四世代の農家たちに知らせているんだ、

人々は未だに助け合うんだと」


「それが夢を輝かせるのさ、それこそ我々がやっている全てだよ」


この週末、クイーンズランドで確かに彼はそれをやってのけた。

3e-Tokyo's vision

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