TOEIC対策22・接続語
TOEICの指導をしていて実感することの1つが、
「接続表現に対する苦手意識」です。
高得点を狙うような方でも、知識の混乱や苦手意識が見られるのです。
ここで言う「接続表現」とは
・接続詞(+それに相当する語句)
because/ although/ while/ before...etc
・前置詞(+それに相当する語句)
because of/ despite/ during...etc
・接続副詞
nevertheless/ moreover/ besides...etc
等を指します。
こういった接続表現を上手く認識できない、
または使いこなせない方には、ある共通点が見られます。
それは、「その表現の意味だけを覚えている」ということ。
これでは、その接続の前後のニュアンスは見えてきません。
日頃、勉強中に接続表現と出くわした際に重要なことは、
・どのような流れの中で使われているか
・その時の文章の構造はどうなっているか
のチェックを習慣化することです。
例えば、単純に
「because=なぜなら」
「while=~しながら」
のような認識だけでは、実際のコミュニケーションやTOEICで困難に直面しますし、
<because>と<because of>では文全体にどんな変化が生じるのか
を知っておく必要があります。
特に、Pt.6/7で思い通りに文意が取れない方は、その表現の「意味」だけでなく、
文章の中での「使われ方」にも意識を向けてみてください。
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