TOEIC対策27・文型

TOEICに限らず、皆さんは英文の文型にどれほど意識を向けていますか?


「文型」というと、私達が中学・高校で習った英文法の

一番最初に出てくるアレです。


第1~5文型までありますが、皆さんは覚えているでしょうか??

「あんな基本的なこと、一体何の役に立つの?」

と思われていませんか?


確かに、あの文法を単純に「第一文型=SV、第二文型=SVC・・・」

と覚えるだけでは、あまり役には立ちません。


問題は、あの文型によって決められる、

「各構成要素の関係性をきちんと理解できるかどうか」です。


実際の会話では、私達が学校で習ったような


・第二文型⇒He is a teacher.


・第三文型⇒He bought a new car.


みたいな単純な文は少なく、S=主語やO=目的語には

関係代名詞を用いた大きな名詞の塊が入ることがほとんどです。


しかし、それでも我々が目・耳にする英文のほとんどは、

やはりあの基本原則に従って構成されているのです。


特に長文が苦手な人は、この

「文中における構成要素の関係性」を無視して読んでいる人が多く、

それが誤解・不正解の原因になっていることに気が付いていません。


言語に規則性・一貫性を持たせるための文法を日々学びながら、

一方でその大切な枠組みを無視して英文を読む・・・


こんな非効率なことがあるでしょうか?


基本的に、英文は全てあの5つの文型に集約されるのですから、

それをヒントにしない手はありません。


「文の構造が見えない」「長文で意味を取り違えることが多い」

という方は、今一度5つの文型における構成要素の関係性

について確認してみてはいかがでしょうか?

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